”言いたいことも言えないこんな世の中じゃ”

大阪在住、うどん県育ちが映画にバイクにetc...日々感じたことを書きなぐる日記調ブログ

【映画】運び屋

※ネタバレなし

 

 

先週金曜日にある映画を鑑賞。

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クリントイーストウッド監督「運び屋」

 

映画「マディソン郡の橋」を観て以来、

イーストウッドのファンになり、全部とは言わないが有名どころは観てきた。

(こないだ床屋のおっちゃんに西部映画でデビューしたと聞いたが、そこは全くの手付かず、、、。だからバックトゥーザ・フューチャーpart3で、マーティは西部開拓時代にタイムスリップした際、“クリントイーストウッド”って名乗ったのね。納得。)

 

久々の最新作と聞いて1人映画館へ足を運んだ。

さすがイーストウッド。金曜18時過ぎの映画は仕事終わりの年配の男性がほとんど。

 

今回の映画は家庭を顧みないで仕事に明け暮れ、全てを失った男がそれをとりもどすために“運び屋”として危険な事に手を出すと言う内容。

まさかの実話で驚き、、、、!!

 

予告編の最後に出てくるキャッチコピー

“人は永遠には走れない”という言葉が妙に刺さる。

90歳近いイーストウッドだからこそ、その言葉の重みもすごく感じ取れる。

 

詳細については触れないが、

一つ前の記事「シン・ゴジラ」で受けた感想

自分で決断しているか、自分の本当にやりたいことはなんだ

というのとは真逆の感想を持った映画だった。

 

自由奔放に生きて、何もかも失った老人。

人生も残り短くなり、その時に気づく本当に大切なもの。

 

本当に人生ってなにが正解なのかわからないな〜

夢をとるか現実をとるか。

ただ共通してるのは、自分にとって1番大切なものを

常に考えなきゃいけないってことなんだと思う。

 

その結果、全てを失う事になっても、納得がいくように。

 

でもそうなっても僕は運び屋にはなりません。笑

いい映画でした。