退職を前に。

退職まで残り出社日数が4日間になった。

2ヶ月前に報告した時は、早く言い過ぎたかな？などと思ったりもしたが、ほんとにあっという間に時は過ぎ、、、

1〜3月は本当に時間の経過がはやい。

2月、3月は上の人から順番に報告してまわった。

辞めることを伝えてからも、今まで通り仕事に務めさせてくれたのは本当にありがたかった。友達の話だと、退職が決まった途端、なにもさせてもらえず、だが会社に行かなくてはならないという苦痛の1ヶ月を過ごした人もいるという。

僕自身も、それを覚悟の上で言ったのだが、

それでも皆さんの態度が変わることはなかった。辞めていくのに、新しい業務を教えてくれたり、辞めていくのに、せっかくの機会だからと、撮影現場に同行させてもらい(詳しくは言えないが)、得意先においしいお寿司をご馳走になったりした。

誰一人嫌な顔せず、むしろ思い切った決断をしたと、賞賛してくれる。

僕がどんなにリスクを犯した決断をしても、所詮は他人事。ひと時のコンテンツとして、マンネリ化してるオフィスに面白い風を吹かせただけなのかもしれない。春になれば、僕のことを気に留めている人はいないかもしれない。僕がくる前のオフィスに戻るだけ。

それでも、笑って背中を押してくれた人たちの優しさを無下にはできない。

春からの生活で、定職がどれだけ尊いものかに直面するだろうけれど、いけるとこまで行かなきゃならない。

そう思わせてくれる会社で本当によかった。

退職を決めて、入社したことを誇りに思えた。