”言いたいことも言えないこんな世の中じゃ”

大阪在住、うどん県育ちが映画にバイクにetc...日々感じたことを書きなぐる日記調ブログ

24歳。

先週の金曜に誕生日を迎え、24歳になった。

 

思えばこの一年は短いようで長かった。

 

大学を卒業し、新卒として入社。

働き出してすぐに23歳を迎えた。

就職を機に大学のある静岡から上京したので、祝ってくれる友達もいない。

同期は数人祝ってくれたな。

 

田舎育ちで、慣れない満員電車に揺られながら1時間かけて通勤。4ヶ月の研修期間は全然楽しくなかった。

 

そして、8月からまさかの大阪配属。

同期はかなり心配し、悲しんでくれたが、

正直ホッとした。

 

同期の雰囲気が好きじゃなかった。

悪い人間ばかりじゃ決してない。

でも「◯◯は△△大出身だから頭悪い、効率が悪い」なんて言葉を最初のうちはよく耳にした。気持ち悪いとおもった。

関東圏の大学に通っていた人が多かったので、その人たちは常にどこ大出身かで争っていた。

自分がすごいわけでもないのに。

僕は静岡だったから、そもそも比べるまでもなかったのかもしれない。裏では何か言ってたかも。

 

そういう空気が嫌だった。

東京の着飾った、自分を正当化しようとする自己顕示欲の塊にしか見えない、常に誰かを貶すことで自分の価値をあげようとしている、上がると思っている同期が。

 

だから大阪に行くことでそんな空気から離れられると思って安心していた。

今になって思えば、なにも東京に限った話じゃなくて、そんな人どこにでもいるってのは大阪に来てわかった。

 

大阪に来てからの仕事は楽しかった。

僕が運が良い。本当に人に恵まれた。

仕事は研修から業務に移ったが、周りの先輩、上司がサポートしてくれた。理不尽に怒られることもなく、的確に指導してくれた。

朝会社に向かうのが嫌じゃなくなった。

 

そして3月、そんな会社を退職した。

だれも嫌な顔1つせず、「やりたいことが明確にあって、行動できるのはすごいことだ」と背中を押してくれた。笑って退職でき、改めて良い会社に入ったと思った。

 

 

23歳、たった1年で入社・転勤・退職を経験し、その度いろんな感情、葛藤があった。

 

そして、24歳。

まだ1年足らずの新天地大阪。

新卒で入った会社も辞めた。

 

もういっかい、ゼロからのスタート。

きっと、去年に増して、この1年の経験は僕の人生の転機になると思う。

 

失うものも何ももってない。

だったらやってみよう。

 

 

もう24歳。まだ24歳。

抜かりなく。