20と24。
1か月前に働き始めたダイニングバー。
アルバイトは学生がメインで、
9割が自分よりも年下。
今年20歳になる子たちと賄いを食べていると、
インスタのフォロワー数の話で盛り上がってる。
最近の調子は?
動画の反響はあったか?
増えた?減った?
今何人?
驚いた。
フォロワー数を意識しているのは
芸能人、インスタグラマーだけじゃない。
4つしか歳が変わらないのにこんなにも
SNSの認識が違うとは思わなかった。
広告業界にいたこともあり、視聴数、クリック数等の知識が僕には少なからずある。
でも、そんな仕事に触れていなくても今の20歳の子たちは
「いいねが◯◯もついてるってことは実際見られてる数は◯◯くらいはあるね」
なんて会話をふつーにしている。
僕なんかよりも年齢が上の諸先輩方は
「20と24なんてたかが知れてる。変わんねえよ。」
と思うかもしれない。
僕もそう思ってる。思ってた。
しかし、こと流行やメディアに関しては
数年の差が大きな差になる。
これを見誤ればどの業界もヒットを生み出すことはできないんだろう。
20と24。
ものすごく遠くてありえないほど近い。